子どもに贈ることば🍀

ココロに傷をもつ、優しいあなたへ。

 

私の住む地域では、朝からくもり空。

朝から珍しくコーヒーを飲んでいます☕

 

今日は、中学卒業後の進路選択について考えてみたいと思います。

小学校や中学校の受験をする児童もいますが、

多くの生徒とっては、義務教育が終わる中学3年時に

初めて自分の進路を選択する経験をします。

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高校に進学するのか、

高校ならどんな学科の高校にするか、

自分に合う学校はどこか、

自分の学力は見合うのか、

就職を選択するか、

働くことができるのか…

 

悩みは尽きません。

 

「この子は受験勉強もしなかったし、

受験なんて大したことではなかったでしょう。」

「就職を選んだんだから、受験しなくて楽だったでしょう。」

こんな言葉が、保護者から伝わってきます。

 

さて、そうでしょうか。

 

自分の進路を初めて選択するのに、

どうやって選択していいのかわからない。

受験がうまくいかないのではないかという葛藤。

やる気が出ないイライラ感。

就職したいけど、大人の中で働けるのか。

どんな仕事が自分に合うのだろうか。

あの子はしっかり目標を持っているけど、自分にはない。

 

悩みに悩み、最終的にいろんな人に支えながらも

進路を決めて、中学校に帰ってくる子どもたちの姿は

グンと大人になっているのを感じるのです☆彡

 

この大きな悩みを抱えながら、

思春期で弱音を吐けない子どもたち。

 

どうか、

保護者の皆さん、伝えてあげてほしいです。

「進路を決めるの、悩んだよね。がんばったね。」

と。

 

第一志望が叶わず本人が一番ガッカリしているのに、

追い打ちをかけて、保護者が追い打ちをかけるように

ガッカリした顔をしていたり、

苦言を呈するものなら、、、

本当にしんどいし、決まった進路先に行きたくなくなったり。

意外かもしれませんが、多いのです。

 

子どもの支援者である保護者が

自分の希望通りになるように「コントロール」していること。

子どもが自分の希望で進路選択をし、円満に見えても、

子どもがふだんの保護者の考え方や顔色を読み取り、

保護者などの気に入るように自然と選択してしまっていること。

 

大きな岐路で、

自己肯定感を伸ばすのか。

はたまた、自己否定を植え付けるのか。

保護者の心づもりひとつで、

温かくなる。

次のステージで「がんばろう!」と思える。

保護者の生き方、大切ですね。

 

後記

書いているうちに、学校だよりのようになってしまいますが(*_*;

私自身、家にお金がないから公立高校を自然に選び、

それはそれで良かったのですが。

2歳下の妹の時は、あっさり大学付属の私立高校に決めていたり。

妹はいいな、私は愛されないのではないかひそかに傷つき

ずっとそのままだったりします。

子どもの幸せを願う気持ちを一番上において

日頃の接し方から少し振り返ってみるのもいいですね。

 

生まれてきてくれてありがとう。

 

 

明日、あなたが見える景色が

美しいものでありますように🍀

 

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